マグネットフロート式液面計

KLINGAGE MG(マグネットフロート)式液面計とは

近来、各種プラントにおける環境保全と安全の確保は至上命題とされています。その中にあって液面計等計器の保全は、一段と厳しい要求がなされている現状です。 日本クリンゲージ株式会社では、既に昭和30年には、いち早くMG(マグネットフロート)式液面計を開発し、引火性、爆発性、猛毒性等の危険な箇所の液面測定にご愛用賜り永年にわたる多くの実績を重ね、絶大な御好評を得て参りました。 今、ここに改めて環境保全・安全確保が見直されております中、液面計専業メーカーとして日本クリンゲージ株式会社の長い歴史と豊富な経験を基に一層の改善を重ね、超高圧から、真空、高温から低温に及ぶ広範囲にわたり対応し得る各種MG(マグネットフロート)式液面計を自信を持ってお勧め致します。 尚、日本クリンゲージ株式会社では高圧ガス保安法による経済産業大臣の高圧ガス設備製造認定事業所として当該MG(マグネットフロート)式液面計を製作致しております。

KLINGAGE MG(マグネットフロート)式液面計の概容

KLINGAGE MG(マグネットフロート)式液面計は非磁性体（ステンレス）コラム内のフロートに内臓されたマグネット（PAT.No956204号)の磁力によってコラム外側に取り付けた液面指示器（PAT No.1173189号)に液面を明瞭に指示させる液面計です。 指示器は容器とは完全に隔絶され、液面は鮮明な赤色と緑色（高温用は黒色と銀色）により液相と気相を識別いたします。界面計としての使用も可能です。

KLINGAGE MG(マグネットフロート)式液面計の特長

1. 不可視部が特に少なく、またどんな高さにでも直列して可視が可能です。
2. 標準 KLINGAGE MG(マグネットフロート)式液面計は取付長さ＝可視長さが標準となります。
3. KLINAGE MG(マグネットフロート)式液面計用フロートは御要求の液比重によって1品づつ設計・製造・調整いたしますので、液面表示の誤差補正等が不要です。
4. 可視方向は自由に現場にて変更する事が可能です。
5. 界面計として、比重の異なるニ液の界面も測定できます。
6. 地下タンクにも使用できます。
7. リードスイッチを使用して電磁弁、ポンプ等ON-OFF制御が液面監視と共に可能となります。
8. コラム本体に磁気感応レベル検出器を取り付けDC4～20mA発信により遠隔制御が可能となります。
9. 取付け長さ＝可視長さとしての設定が容易に可能です。
10. MG（マグネットフロート）式液面計各種、高圧ガス大臣認定品として製作可能です。