金属環融着サイトグラス クリンポート

高温高圧型ボイラ用(KP-32,KP-34)

KP-32型

弊社が水(液)面計専業メーカーとして永年の経験と斬新な技術により、開発に成功した驚異的な耐圧、耐熱性を有するクリンポートで、下記に示す様な仕様で製作されています。

高圧ボイラ水面計用クリンポート(KP-32、KP-34)の仕様と定格

型式 材質 耐用圧力
MPa
(kgf/cm2)
耐用温度
寸法 適用水面計
型式
φD φd H t
KP-32 Fe-Ni-Co 15.7(160) 345.7
飽和
45 20 17 12 BN200E
BT200E
BN201E
BT201E
KP-34 Fe-Ni-Co 21.6(220) 372.1
飽和
52 20 22 15 BN210K
BT210K

特にクリンポート”KP-32、KP-34”型は高温・高圧ボイラ用水面計に要求される急激な温度の変化、あるいは高温より低温への繰返し等の熱的及機械的な種々な衝撃や外力に対し充分な強度を持ち、ひび割れ剥離の生じる事のない封着界面を維持する様に考慮された特殊金属と特殊配合の High Silica Glass を用いクリンポート独自の製法により製作されています。
高温・高圧ボイラ用クリンポートKP-32、KP-34はボイラ用として設計されておりますので、マイカプレート(雲母板)の併用により取り付けます。

BN201Eポートアッセンブリー

クリンポートKP-32の特色

  1. 形状:ガラスはくさび状に加工された金属枠に封着されており、シール面はマイカを傷つけ無い様に同一平面状に滑らかに仕上げられております。
  2. 耐圧・耐熱性:ガラスは金属枠にくさび状に封着しており、耐圧性には特に優れています。また、特殊な封着複合化にとり、耐熱性も優れています。
  3. 衝撃性:金属枠とガラスは完全に一体化されており、一方ガラスは充分に強化されていますので、耐震、耐衝撃性が優れています。
  4. 安全性:万一ガラスが割れても金属枠で強固に締め付けられており強度低下は無く飛散する事は有りませんので、安全性には特に優れています。(ガラスはボイラー水に腐食されますので、マイカの管理には注意して下さい。)
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